ディファイアンス2009/02/26 23:29

 ディファイアンス…、難しいタイトルですね。意味は、意見の相異、不和、争い、紛争…などで、映画見終わると「なるほど」って感じです。第二次大戦中の実話を元にした映画だそうで、人間の弱さを描き出しています。だいたいこの手の映画では一般的です。

 捕らえられた一人のドイツ兵をよってたかって“復讐”するシーンは人間の“心の闇”の部分を見せつけられて、怖かったですね。でも、ここで思い出してしまったんですね~「七人の侍」で同じシーンがあったことを。「七人の侍」では主人公は見て見ぬふりをしましたが…。この映画の主人公・トゥビアも見て見ぬ振りをします。

 映画全体を通して感じることは、「リーダー論」ですね。映画の途中に仲間(稼ぎ頭だが和を乱す者)を射殺するシーンがあります。トゥビアによって救われたユダヤ人は1200人に達するけれど、一方で彼に殺された仲間も少なくはないそうです。要するにユダヤ人コミュニティは民主主義によって運営されていたのではなく、彼の独裁下に統制が保たれていたということです。

 現代に例えると会社役員が派遣労働者、社員をリストラで解雇するって状況でしょうか。「戦争だからやむを得ない」と片づけられそうですが、「経済危機だからやむを得ない」とも片づけられそうです。

 非常事態下にあって指導者はなにをなすべきなのか?。温情をかければ仲間の数千人の命が危ないときにリーダーは何をすべきなのか?。さまざまなことを考えさせられる映画でした。

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