ガルパン4DX2016/02/26 23:12

感想の前に、4DXとは映画のシーンに、
  ・シートの可動
  ・風
  ・風圧
  ・水しぶき
  ・雨
  ・香り
  ・煙
  ・雷
  ・泡
の9種類のエフェクトを加えたものです。

ガルパン4DXのネタバレになるかもですが、各効果とガルパンでのシーンを対比させてみます。
・シートの可動
 色々な場面でシートが動きます。砲撃戦中は揺れっぱなしです。ある時は戦車、ある時は銀河(飛行機)、ある時は砲撃と着弾で。色々な揺れを再現してます。
 ボコが殴られるシーンでは背中をどつかれます。
・風
 天井に設置してある送風機からの風で、戦車で移動しているシーンや、そよ風が吹いているシーンで風が流れます。
・風圧
 シートの頭元にエアーの吹き出し口があるのですが、砲弾が飛び交うシーンで「シュッ」って感じです。
・水しぶき
 池に隠れているチハが飛び出した時に水を浴びます。
・雨
 雨のシーンで霧雨の中にいる様な感覚になります。
・香り
 特に感じませんでした。
・煙
 主に着弾のシーンに煙ってました。
・雷
 カールの砲撃の時に左右が光ったかな??。
・泡
 お風呂と、エンディングでシャボン玉が…。


 とにかく、シートが動きます。で、シートからずり落ちるんですよね~。シートベルトが欲しい感じです。映画の内容を知ってるので大きな揺れが想像出来るシーンの前で、シートにしがみついてました。
 4DXの効果として面白いのはシートと、風と、風圧ですね。特に風圧は砲弾が左右を飛び交う時に耳元で「シュッ」「シュッ」って感じで、映画と非常にマッチしてました。


 良くない点も上げておきましょう。これは個人的な意見です。
・送風機等のエフェクト装置のノイズ。
 ブーンていう音がね。静かなシーンでは気になります。
・雨のシーン
 コレ凄く残念だったのですが、一回上に吹き上げるんですね。それがスクリーンの光と霧状の水の関係で水が噴き上げるのが筋になって見えるんですよね。視界に入ってしまうのです。
・水しぶき
 突然出てきて、眼鏡に水滴が付いて、「やられた」って感じです。
・煙
 制御が難しいですよね~。


 結論を言うと、ガルパン4DXは楽しかったです。でも初見で4DXは止めた方が良いでしょう。シートにしがみついているので、内容が頭に入ってこないです。
 個人的にはシートにしがみついているのが大変で、序盤の大洗エキスビジョンが終わった後、「この後、大学選抜戦があるんだよな~」なんて思ってました。

 上映が終わって気がついたのですが、女性客が意外といるな~と。ロングラン効果なのでしょう。