ガルパン再上映2016/05/28 13:51

 BD発売記念としての再上映だそうです。地方は上映終了が早いので、ロングラン上映している都会が羨ましいです。色々な意味で映画業界の仕組み(特に配給の考え方と、売り上げ方法、箱の割り振り方等)を実感させられました。

 今回の再上映は、北九州の、T-JOY、シネプレックス小倉、小倉コロナワールド(4DX)で上映との事。特にシネプレックス小倉では、HDCSでの上映との事で、聞き比べと称して観に行きました。

シネプレックス小倉
 HDCSは凄かった。砲撃とかの重低音、BGMの低音が良く出ていました。特に椅子から若干感じてくるビリビリした感覚は初めてでした。ガルパンでは有名な立川は低音増し増しとの事なので、このビリビリ感覚がもっと誇張されているのでは?と、思いました。
 役人が廃校を告げるシーンでは役人の声が背後から聞こえるのですが、桃ちゃんにも背後から聞こえる台詞があるんですね。初めて気がつきました。

T-JOY
 音の迫力はこちらの方が上ですね。ボリュームはシネプレックスより大きい(又はシネプレックスが小さい)感じです。多分高音が誇張されているので、そう感じるのだろう?と…。砲撃のシーンでも、甲高い金属音が耳にきます。その分、低音が弱いので、椅子がビリビリする感覚は無いです。
 上記の役人の台詞はそれなりに後ろから聞こえてくるのですが、桃ちゃんの背後から聞こえる台詞を全く感じませんでした。これは不思議な現象でした。

 どちらが?に、ついては好みの問題だろうと…。オーケストラの様なシネプレックス、ロックの様なT-JOYって感じでした。カールくんで例えると、カールくんの砲撃音はT-JOYが迫力があり、着弾音はシネプレックスが迫力があります。シネプレックスの着弾シーンでドーンと椅子が振動している時にシーンが変わり、椅子の振動が同時に止まる(当たり前)のを感じられるのは面白かったです。

小倉コロナワールド(4DX)※参考
 乗りと勢いで4DXにも行ってきました。4DXは効果マシマシ上映で、音響よりも体感がどう変わったか?になります。4DXは1回しか経験が無かったので比較も曖昧なのですが、はっきりと気がついた点は、「沢山濡れた」かな。明らかに水が噴き出す場面が増えています。次は煙かな。スクリーンが隠れる位の煙が用意されていました。
 相変わらずのアトラクション感覚で楽しいです。気がついたのですが、戦車がドリフトして回り込むシーンに合わせて、椅子も輪を描く様に動いている?んですね。前回は椅子にしがみつくのが大変だったのですが、今回は踏ん張り方を見つけたので少し快適。何事も経験です。

 7ヶ月目に突入したガルパンですが、明らかに変わった事と言えば、女性客が多くなった事でしょう。公開日を思い出すと違いがはっきりです。皆、プラウダのシーンにウルッとなるようですね。後は最後の学園艦が見えるシーンでしょう。色々な箇所からすすり泣く音が聞こえてきました。月日が経つと変わるもんですね。