父親たちの星条旗2006/11/02 22:12

 第二次世界大戦の戦場となった硫黄島。激戦を制した後の出来事をつづった映画です。何と硫黄島の中でも激戦となった擂鉢山を攻略して最初の旗を立てたメンバーと、写真に撮られたメンバーが異なっていんですね~。写真に撮られたメンバーは本国で英雄扱いされますが、メンバーは良心の呵責に耐えられなくなっていくのです。

 表現が大変ストレート(一切偏った表現が無く淡々と描いている)な為、かえって反戦アピールが強い映画になっています。戦争には勝者も敗者も無いのです。英雄なんて存在しないんですね。

 この映画は戦争を正面から捉えている映画です。「父親たちの星条旗」は米国サイドから観た映画となっています。敵国日本のことを全く取り扱っていません。来月公開される「硫黄島からの手紙」が日本サイドから観た映画となっています。感情が入りがちな戦争映画において、こうした作り方は珍しくどういう風に描いているのか観るのが大変楽しみです。

デジ眼2006/11/04 20:46

 ヤマダ電機の広告を見て見つけてしまった。USBメモリー¥5,980ナリ。容量は何と2GB!!。先月は液晶モニター買い換えたばかりだな~なんて思いながら買ってしまった。

 実は先々週、長崎へ旅行に行ったんだけど、デジカメの古さにちょっと…って感じなのです。今使っているデジカメはCP5000で、購入は2002年の11月前後だったと記憶しています。2003年のイタリア旅行でメインに使ったデジカメです。このデジカメ、マニアックでAUTOではまともな写真が撮れないのです。まずホワイトバランスがAUTOで使い物にならない。撮れた写真が赤っぽいのです。逆に室内ではAUTOの方が自然な色が出ます。とにかくセッティングが大変で間違えると大変な目に遭うデジカメなのです。現に今回の写真は彩度とコントラストをちょっと上げすぎたため出来上がった写真はこの世の物と思えない色をしていました。まあ、僕のミスなんですけど…。しかしながら僕の部下は「色が凄くきれい!!」って言ってました。近頃の若者の感性にはついていけないです。ひょっとするとキヤノンのデジカメが売れるのもこの辺が理由かもしれないですね。キヤノンのデジカメで撮った写真の赤色はこの世の物と思えない鮮やかな赤色をしています。

 そんなこんなでデジカメの買い換えを考えているのですが、なかなか良いデジカメが無いのです。というのは最近のデジカメはコンパクトとデジ眼とを分けているようで一昔前の高級コンパクトの部類が無いのです。特に僕の場合広角の必要性からその選択肢は驚くほど無くなってしまうのです。どれもこれも一長一短でメイン機としては使えないのです。メーカーサイドとしてはデジ眼を買えって事でしょうけど…。

 で、今、デジ眼の購入を検討しています。で、これがまた何が良いやら全然判らないのです。いろいろなカメラのサンプル写真を眺めながら考えているのですが…。とりあえず判ったことです。

・主流が6Mpixから10Mpixに変わって写真全体が暗くなっている。素子に無理させてるのかな?。
・IXY DIGITAL は900ISより1000の方が良い。
・キヤノンの赤の発色にはついて行けない。
・オリンパスは露出が甘い。というか正確ではないときがある。露出に関してはキヤノン、ニコンが抜けている。
・D80は良いカメラだが、センサーのゴミ取りが無い。
・KissDXは良いカメラだがAFが甘いようだ。

 以上、プログからの情報と、一般のサンプル写真を見ての判断です。


 月末にペンタックスからK10Dが発売されるので、それの絵を見てからまた考えようと思っています。

長州ファイブ2006/11/05 23:03

 「長州ファイブ」。下関に住みながら全く知らなかった「長州ファイブ」。英会話で一緒になるKORさんの会社の社長が作った(と、いうより制作総指揮、プロデューサー、すなわちスポンサー)映画です。

 「長州ファイブ」は、イギリスに留学した5人のフロンティア精神に敬意を込めて、のちにイギリスからそう呼ばれたそうです。ロンドン大学の中庭に記念碑もあるそうです。おなじみなのは伊藤博文と井上馨ですね。^^; 後の3人は僕もよく知らなかった。
 このメンバーは皆、松下村塾で学んだ若者たちなのですね。松下村塾で学んでいた若者達が国禁を犯してイギリスに旅発ちました。最初は藩(長州藩)の為に出かけた彼らが何時しか日本国のためと思うようになる様は感動を覚えます。

 映画でのエピソードがどこまで本当か判りませんが、彼たちは武士でした。堂々としているんですね。イギリス人が彼らに敬意を払っていたのは想像できます。でないとロンドン大学の中庭に記念碑なんて建てません。

 映画そのものの出来はそれほどとは思いませんが、偉大な郷土の先輩たちの生き様を観れて良かったとつくづく思う映画でした。

 我が郷土出身の松田優作の息子、松田龍平。格好いいですね。
 僕が好きな郷土の英雄、高杉晋作。寺島進が演じていました。はまり役ですね。

スネーク・フライト2006/11/09 22:24

 今年観た映画で舞台が「飛行機」ってのが結構多いです。よくよく考えると飛行機って密室なのですね。空に浮いているためにある意味外界とは遮断されています。それに加わったのがは虫類…、無数の毒蛇なのですね。飛行機の中は大パニックです。

 久々に観た「娯楽映画」の王道って感じです。怖さあり、ハラハラあり、お色気あり…、最後はラブラブハッピーエンドになるストーリーでした。

 最後まで飽きさせない工夫に満ちた映画です。

 それにしても蛇は気持ち悪いワ…。ホラー映画も気持ち悪いけど、空想の域を離れないと思うのです。でも蛇は違うもんね~。
この世に実在するだけに凄く怖いです。

SAW32006/11/28 23:47

 ウーム、連続作品の難しさを感じますね~。それくらいSAWは素晴らしかったし、SAW2も良かった。それでも他の駄作映画に比べると面白くはあるけども…。

 今回の映画は残酷なシーンがやたら目について、その分ストーリーが追いついてないんですね~。途中からは展開がある程度読めたし、最後に至っては???な展開でした。突っ込めば最初の事件は何の伏線だったのかよくわからないし…。

 とにかく期待とは裏腹に失望感の方が多い映画でした。