宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く2013/08/31 23:36

 あのヤマトです。何と最終章を見るために博多まで遠征しました。何せ一番近くの劇場が博多ときたもんだ!。第一章が始まったのが昨年の4月、出陣式が2月なので、足かけ1年半の旅がようやく…って感じです。

 最終章を見終わって一番違和感を感じるのがアベルト・デスラーですね。旧作では滅び行くガミラス星の為に色々と頑張っていたのですが、2199ではスターシャの為に頑張ってます。その為には自分の星、民の命はかえりみない…。デスラーが「碇ゲンドウ」になってしまった…。デスラーの台詞から、それなりの覚悟を持って行動しているようですが、民はたまったものではないですな。

 あと監督の拘りを感じるのが波動砲の扱いです。コメンタリーでも「旧作」と「さらば」以降の波動砲の使い方について色々と意見しています。これについては十分に理解出来ます…が、波動砲を封印したヤマトは格好悪かったです。

 第七章について言えば、ヤマトとガミラス星を巻き込んだ戦いがありません。この辺は難しかったかも知れないですね。でも、これは当たり前と思うのです。戦争は軍と軍が行うもので、無関係の市民を巻き込んで戦争しちゃ、いかんです。でもこれは異星人相手に無理か…。まあ、ヤマト内部で葛藤する描写等があれば良かったかな?なんて思います。

 色々ありますが、リメイクとしては成功でしょう。「さらば」以降は好きではないので、続編はいらないです(^_^;)。波動砲も封印されている事ですし…。2199のディレクターズカット版が出来たら見てみたいですね~。特に七色星団戦の絵コンテを知ってるだけに完全版を見てみたいです。あとは外伝かな~。ユリーシャが地球に来た時から出航までとか見たいですね。でも外伝になるとヤマトがほとんど登場しないんで、スポンサーが…。

 ヤマト(旧作)は、あらゆる世界に多大な影響を与えた作品だけに、反響が大きく、取り扱いが大変難しかったと思います。それだけファンの入れ込みが凄いです。僕も 1 / ? のファンとして、適当なこと書き込んでますもんね。スタッフはよく頑張ったし、感謝です。

 2199については、感じたことを日を変えて書いてみようと思います。とてもじゃないけど、1回じゃ書き切れませんので…。

 後、1つだけ…。
 第六章の最後、イスカンダルへの大ワープの際に艦橋の様子が映るのですが、ユリーシァの選外服の色(黄)が、第七章ではオレンジ色になってます。第六章と第七章の間で、着替えたんでしょうなぁ…。