ken ken blog

　政治について書くのは 2007/09/27 以来だと思います。世間では民主党の歴史的勝利ですが、我が郷土、山口県は何も変わらなかった…。ネットなんかを見ていると「山口県は取り残された」とも言われているようですが、決してそうではないと思う部分もあるのです。

　安倍さんの地元の評価としては、「もっと評価されても良い」というのが多いですね。とくにここ数年のマスコミのネガティブ・キャンペーンは安倍さんを目の敵にしているようで、見ている僕も同情します。

　民主党の候補者は安倍さんと戦うには役不足でした。あれでは勝てない。民主党幹部も公示前に管代表が駅前で一回演説しただけ（だったと思う）で、選挙中の幹部の来関は無かった（と思う）です。まあ可能性の無い選挙区より可能性のある選挙区を廻るのは当たり前の事です。他の選挙区の民主党候補を見ると情熱を感じます。極端な話、民主党候補が、もっと若く情熱を感じる候補者だったらもっと接戦になっていたのでは…と思います。町を歩いていて安倍さんを見かけても民主党の候補者は見かけなかった。どぶ板選挙と言われたらそれまでだけど。

　山口４区の選挙民は「民主党なら誰でもいい」という基準では投票はしなかった、って事です。

　ちなみに安倍さんは１９９３年に初当選。それから数年は地元で良く見かけました。２０００年以降は政府勤めの為、テレビでしか見る事は無くなりました。そういえば２００６年の総裁選の前に帰って来たのを見ました。下関ＩＣで偶然出くわし、海峡メッセ付近まで併走したのですが、前後を挟んだＳＰからじろじろ見られた記憶があります。

　民主党になって政治はどの様になるのでしょうか？。僕には世間で言われているほど明るくは見えない…。この辺も山口県で民主党の風が吹かなかった理由ではと…。現実路線の人って結構多いんですよね。選挙の前々日だったかな？、テレビの番組で高速道路無料化案に対して自民党議員が「渋滞が予想される」と疑問を投げたところ、民主党議員が「インターチェンジを沢山造るから問題ない」と言って自民党議員を驚かした所を見ても「大丈夫かな？」と。まあ１００歩譲って「高速道路無料化」と「子育て支援」は良いとしよう。実現できない時は公約違反という事で。
　問題は外交、防衛、経済ですね。僕の考えでは国の仕事は外交、防衛、危機管理、通商（経済政策）と思うのです。外交、防衛ともに社民党をはじめとする旧社会党の意見をどの様に集約するのでしょうか？。民主党は連立を組むようなのでこの部分がうまくいかないと国会運営は維持出来ないでしょう。そして経済。考え方は社会主義なので経済成長は見込めない…と思うのですが、内需を拡大して経済成長を促すそうですが期待できないのではと思います。